初春の京都で春の陽気を感じるはんなり旅

2月、まだ肌寒さが残る日に、京都旅行に行ってきました。

京都に旅行に行くと言えば「春の桜」「夏の新緑」「秋の紅葉」を目的として行かれる方が多いと思います。

私も今回初めてこの時期に京都に行き、この季節ならではの素晴らしさを感じてきましたので、よろしければ最後までご覧ください。

〜前泊編〜

会社の午後休をとって、荷造りの最終チェックをしたら羽田空港へ。

最初は午後休をとらず仕事終わりに向かう予定だったので、22時過ぎの遅い便での出発です。

夜の空港、ちょっとわくわくします。

1時間ほどで関西国際空港に到着。

明日に備えてこちらで前泊していきます。

前泊するだけだったのでそこまでこだわりもなく決めたのですが、こちらのホテルも素晴らしい。

シャワーヘッドがリファで、アメニティも充実していました。

設備も快適で、次の日に備えゆっくり休むことができました。

関西国際空港からリムジンバスで京都駅へ。

目次

1日目

京都駅で荷物を預けたら、まずは嵐山へ向かいます。

最初に向かったのは嵯峨嵐山にある「大覚寺」。

こちらにある「名古曽滝跡」を見るために行きました。

名古曽滝跡とは、百人一首55番 藤原公任の、

「滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ」

で有名な場所です。

「滝の音が聞こえなくなってからもうずいぶん長い年月が経ってしまったけれど、その名声だけは今も語り継がれている」という意味の和歌です。

その昔、公任の時代にはもう滝は枯れてしまっていました。
そんな滝の跡を見て読んだのがこちらの和歌で、それから「名古曽の滝」と呼ばれるようになったそうです。

私はこの和歌が昔から好きで、一度は見に行きたいと思っていたので、ようやくその夢が実現できました。

他にも大沢池のまわりを歩き、朝のすっきりとした空気が心地よかったです。

大覚寺のあとは、朝ごはんを食べるため嵐山駅に向かいます。

今回の京都旅行の移動はほぼタクシーだったのですが、意外と価格が安く移動がかなり楽になりましたのでおすすめです。

朝食は嵐山駅から少し歩いたところにある、「亀山家」さんです。
開店前ですが列ができていました。

鍋焼きうどんとおでん定食を頼みました。

寒さで冷えた体にうどんとおでんがほっこり染み渡ります。

優しい味つけてボリュームもあり、大満足でした。

ご飯を食べたところで、嵐山周辺をお散歩。

展望台から見る景色は絶景でした。

竹林の道

この日は祝日で人が賑わっていました。

周辺をお散歩していると、百人一首が書かれたものがたくさん。

しかもこれが結構広く、全部見るのはかなりの時間がかかりそうです笑

自分の好きな和歌を探しながら楽しく散歩することができました。

この日は曇りの予報でしたが、歩いているとだんだんと晴れてきました!

食べ歩きをしながらお次は天龍寺へ。

そのあとは嵯峨嵐山文華館に行きました。

実は最初にご飯を食べたところの近くにあったようで、遠回りのルートとなってしまいました笑

しかしそこまで遠いわけではなく意外に嵐山駅の周りに集まっていましたので、そこまで気にしなくても大丈夫だとは思います。

嵐山文華館では百人一首の展示が行われていて、資料を見ながら昔の情景に想いを馳せることができました。

そのあと嵐山周辺でお箸を買い、のんびり食べ歩きをしたあと、旅館へ向かいます。

京都駅から向かうは滋賀県にあるおごと温泉駅。

これが意外に京都から近く、電車で20分ほどで着きました。

駅に着くと旅館のシャトルバスがたくさんとまっていました。

私たちが今回泊まったホテルも、駅に着いたら電話をするとシャトルバスを出してくれるということで電話をさせていただいたところ、すぐにバスが到着しました。

駅から離れたところにあるということですが、少ない人数でもバスを出していただけるのはとても助かりました。

今回泊まった旅館は、「おごと温泉 びわこ緑水亭」さんです。

客室露天風呂付きの客室で、露天風呂に出て見ると、琵琶湖の絶景

日頃の疲れが一気に吹き飛びます。

ここで2泊し、朝、夜と贅沢に温泉を楽しみました。

夜ご飯は旅館でしゃぶしゃぶをいただきました。

どれも美味しく、サービスも素晴らしかったです。

次回、2日目に続きます。

茅藤えまり
webデザイナー
普段は都内でwebデザイナーをしています。
趣味はカメラとカフェ巡りです。
当サイトは暮らしが豊かになるアイテムや日々の写真をご紹介しているメディアです。
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